佐賀県のし尿および雑排水の生活系排水処理施設(計画日平均汚水量:149m3/日)の運転開始後1年半(1995年9月18日測定)の場内各施設での臭気測定値を以下に示します。

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 処理水は、漁業者が使用するノリの網にも一躍かっている。収穫を終えて撤去したノリ網は、半年間放置してノリを腐らせてノリを落として、また使用するという方法をとっている。
 しかし、強烈な異臭のため周辺の住民から苦情が絶えない。このノリ網に処理水を散布したところ、悪臭やハエの発生が減少した。
 畜産農家の牛舎、堆肥小屋に散布することにより、悪臭の減少はもちろん、乳牛のストレスが減少して乳の量が増加した。
測定個所 流入マンホール 沈砂池 流量
調整層
ばっ気槽1 ばっ気槽2 汚泥濃縮槽 汚泥貯留槽
硫化水素 0.001 0.010 0.023 0.002 N.D 0.064 0.025
硫化メチル 0.002 0.003 0.002
二硫化メチル N.D N.D N.D
メチルメルカプタン N.D 0.0011 N.D

200901

10.既存の施設に簡単に取り付けられる

 汚泥解質機は、既存の設備に大きな手を加えることなく、後付で設置することも出来ます。詳しくは、当社へ問い合わせ下さい。

3.余剰汚泥が大幅に削減される

 佐賀県内の農業集落排水処理施設(水環境研究所設計委託)では、平成12年3月供用開始してい以来、すでに5年経過している。
 平成15年9月末時点における累積流入水量は、2万1,000m3に達しているが、この間、余剰汚泥として場外搬出処分は1度も行っていないと言う驚くべき実績がある。
 このため、汚泥処分の経費が全くかかっておらず、経費削減に貢献している。

4.処理場の電気代が安くなる

 汚泥解質機を導入したシステムに変更することによって、汚泥が改質されるので、ばっ気に要する動力運転費が大幅に低下し、処理場内の臭気がほとんどしなくなる為、排気ダクト等の換気装置を使用せずに済む。これによって電気代が大幅に削減される。
株式会社水環境研究所

AQUA Green Soil Co., Ltd.

宝の水で得られるメリットの数々
※ 株式会社アクア総研に関するお問い合わせは、当社に連絡ください。

7.国の補助金を得て改造が可能となる

 平成14年度からは『資源循環統合補助事業』の対象として、汚泥解質機の設置にかかる費用が負担されることになりました。詳しくは、当社までお問い合わせ下さい。

5.処理場の管理費が削減される

 汚泥解質機に使用されている「さわやかペレット」は、特許の技術により減耗が少なく、5年以上交換の必要がないため、(5年以内に減耗が見られた場合は、アクア総研がペレット代を保証している)管理費が安くなる。
 また、上記に述べたように、電気代が大幅に削減され、汚泥処分費がかからない、などの効果から、公共団体の財政の健全化に貢献できる。

1.処理場の臭気が無くなる

〒101-0041 東京都千代田区神田須田町一丁目34番6号

TEL 03-3258-3555  FAX 03-3258-3666

9.衛生面でも効果を発揮ている

6.処理水は様々な効果を発揮する

 佐賀県内の某処理場の処理水は、畑や牛舎に散布して様々な効果を得ています。野菜の収穫増大、果実の甘みの向上、植物の好生育、高品質、高収穫、味の向上、また、牛舎に散布することによって、異臭が無くなり、ハエが付かなくなる等の効果を発揮しています。

2.処理水の水質が向上する

 佐賀県内のし尿および雑排水の生活系排水処理施設(計画日平均汚水量:370m3/日)の平成13年度の月平均水質検査表を以下に示します。
平成13年度 月  平  均 年 平 均
除 去 率
流 入 放 流
流入水量 (m3/日) 205.0
BOD (mg/l) 169.2 3.0 98.2%
S S (mg/l) 163.1 4.9 97.0%
全窒素 (mg/l) 32.5 2.4 92.5%
全リン (mg/l) 3.1 1.0 67.7%

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8.環境保全にも貢献できる

下水道技術の紹介

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 宝の水(処理水)を、環境悪化が進む有明海の水質浄化に役立てようという活動が拡大している。有明海の干潟の泥と米ヌカと宝の水を混ぜて泥団子を作り、有明海にまいている。「婦人団体」が中心となって、この泥団子で有明海の浄化を図る活動が行われている。